「SWAN−白鳥−」(集英社・有吉京子・全21巻)
ソビエトの舞踊家アレクセイ・セルゲイエフとマイヤ・プリセツカヤの日本公演を見に旭川から上京した15歳の少女・聖真澄。そこで見たプリマのブラックスワンに感動を受け、公演後に楽屋を訪れ黒鳥の一部を舞う真澄。その場で、偶然にも日本の新進ダンサー・草壁飛翔、京極小夜子と知り合うこととなり、彼女の運命は、大きく動き出す・・・。
バレエって、芸術ではあるんですが、しんどいスポーツでもあると思うんです。
肉体をギリギリまで絞って、曲げて、伸ばして、跳んで。
で、そのバレエに青春をかける少女たち。まさにスポ根ですねぇ。
基本的に、少女マンガって主人公が大抵の場合すごい才能を秘めている。
で、王子様にそれを見出されて成功する。シンデレラストーリーです。
しかも、恋愛が大きく絡んでいて、切っても切り離せないんですよね。
ま、女のコは恋愛話抜きにしたら興味半分位になっちゃうでしょうし、仕方ない。
しかし、憧れますねぇ。私の才能を見つけて開花させてくれる王子様。
残念なのは、私にはその才能がないこと。くぅ、口惜しい!!
(「いや、あるのかも!まだ見つけてもらえないだけ」とかいったらイタ過ぎです。)
そもそもバレエって、人として無理のあるポーズだとか、表現だと思うわけですよ。
普通、あんなに体曲がらないし、足上がらない。
で、その危うさの上にある美しさっていうか、人を超えた美しさってのがバレエの醍醐味だと思うのですよ、私は。
自分が絶対辿り着けない場所への憧れですかね。
そういう意味でも、人を超越しているわけですから、「スポ根」って言葉がイマイチ似つかわしくはないのですが、ともかくバレエマンガはオモシロイし、コレは、一読の価値があるお話です。
ちょっとばかし絵柄がキラキラしていますが、ぜひぜひ、読んでみてくださいな。
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