「あんどーなつ」(小学館・テリー山本・5巻〜)
パティシエを志し、専門学校へ通う安藤奈津は、ひょんな事から、就職活動中に出会った菓子職人・梅吉と竹蔵が働く老舗和菓子店・満月堂でアルバイトとして働くことに。味・色・香り・形はもちろん、食感や菓銘にいたるまでデザインされた「五感で味わう芸術」。その和菓子の世界に、一人の女の子が迷い込んだ・・・。
このお話、現在「ビッグコミックオリジナル」に連載中で、いかにもオリジナルな感じの絵柄とストーリーです。(平たく言えば、けっこう地味なマンガって事?)
なんですが、私にとっては、親戚の人が昔からオリジナルを買っていたこともあり、その地味さがとっても懐かしくもあり、馴染み深くもあるのですよ。
考えてみると、オリジナルってば、連載作品にしても「あぶさん」「釣りバカ」「夕焼けの詩」と、かなりの長編地味マンガ揃いです。浦沢にしたって、スピリッツでは「YAWARA!」「Happy!」だったのに、オリジナルでは「MASTERキートン」「MONSTER」ですからねぇ。地味です。(っても、好きなんですけどね、私は。)
で、このお話。
パティシエから和菓子職人へ転身するなっちゃん。和菓子職人って、カッコイイ職業だと思いますよ。技術職だし、伝統あるし、何より「職人」っヒビキがステキ。
でも、やっぱり地味ですよねぇ。パティシエのが華やかな感じです。西洋かぶれ?
どうしても、NHKの朝ドラ「あすか」が思い出されて、あの、まだビミョ〜に野暮ったかった竹内結子の印象もあいまって、ねぇ。
とはいえ、とってもステキなマンガなんですよね。一つ一つのお話が丁寧に書かれていると思います。ジーンときたり、ホロリとしたり。なんていうか、手堅い感じ。
ドキドキするようなスリルや、ワクワクするような冒険はないのですが、手にとって、ゆっくり味わいたい、そんな作品です。
結論。どうも私は、食べ物系のマンガに弱いらしい。(←結局ソレかい!!)
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