「ドルフィンブルー 〜フジ、もういちど宙へ〜」
(講談社・有沢遼・全1巻)
世界最大級の「沖縄美ら海水族館」に、原因不明の病気から尾びれが壊死し始めたバンドウイルカのフジがいた。このままでは命にも関わる、との獣医師の判断で尾びれの約四分の三を切除し、なんとか一命を取りとめたフジだったが、手術後、彼女は泳ぐことをやめ、ただ「浮くだけ」になってしまった・・・。
「あの子を助けたいんです。もういちど泳がせてやりたいんです!!」
感動の実話をもとにした人とイルカの奇跡のストーリー!!
ちょっと前に、人工尾びれをつけたイルカのお話をテレビのニュースでやってたんですが、「最近の技術はスゲーなぁ。」位のかる〜い気持ちで見てたんですよね。それが、実はこんなに感動的なお話だったとは!!
いやね、まるで「プロジェクトX」を見ているような気分なんですよ。
ナレーションが、脳内で勝手に田口トモロヲになってます。はい。
「開発メンバーは、青ざめた。 カウリングが・・・壊れた。」 みたいな。
好きなんですよねぇ、技術屋さんとか職人さんとか。ええですなぁ。
当初は、開発チームの方たちは会社から「日常業務に支障をきたさないように」といわれ、半ばボランティアの状態で尾びれを作っていたらしいのです。
なんだかケチクサイなぁ、ブリヂストン。(とはいえ、資金面でのバックアップはあったわけですから、やっぱり一流企業なんですよね。スバラシイ!)
で、作ってる方も「イルカ(フジ)のため」っていう純粋にそれだけではなくって、「これまでに世界で例がない」の言葉に鷲づかみにされてたり、手探りで前に進むオモシロサに惹かれたりってのが、技術職っぽくもあり、リアリティもありで、いいですよね。
にしても、「人工尾びれを作りました。よかったですね。」っていう人間様ご都合主義ではなくって、やるなら徹底的に、機能性を証明しろ。みたいな話がかなり良かったです。人間同士だって、良かれと思った事が本当に良い事かどうかは怪しいのに、相手は言葉の通じないイルカですからねぇ。
いやホント、スゴイ人はどんなときでもスゴイ事を言いますねぇ。かっこいいなぁ。
イルカが主役って、ちょっとズルイ気もしますが、ホント良いお話ですよ〜。
7月7日(土)より 全国ロードショー!!
<映画公式サイト><ブリヂストン イルカ人工尾びれプロジェクト>
残念ながら コミック版は画像ナシ。 コチラは→ 原作となった ドキュメンタリー。 感動モノです! | |



