2010年7月期映画化コミック
2010年7月に映画化されるコミックの情報です。
「おのぼり物語」(竹書房・カラスヤサトシ・全1巻)
2002年29歳目前の秋、大阪。築40年文化アパートに住む片岡は、突然上京することを思いつく。強い決心も無く上京する彼の職業は、漫画家志望、無職。
7月4大都市で公開の映画化作品です。
上京し、アパートを探し、一人暮らしをはじめ、少しのマンガの原稿料と今までのたくわえで生活する東京暮らし。
上京当初の新宿、神田川、原宿、秋葉原などから片岡が受ける印象は、たまに訪問する東京の印象ではなく、そこで暮し始めた人間が感じるおもしろい表現のものになっています。
漫画家の仕事もさほど入らず、定職には就かず、人と接する時間が減少した状態の人間の異常さも表現されています。
しかし、作者は4コマギャグと称していますので、グロくもなく、ほのぼのとしていますが、いまいち笑えません。
ほんとにギャグマンガかと、ギャグセンス欠乏症になっていないかと突っ込みたくなります。
一人暮らしを始めた頃の自分と比べると、29歳の一人暮らし、しかも東京(といってもアパートは西東京市です)、きつい暮らしが描かれています。
お金が無い、定職は無い、それでもマンガを描き続ける。
同じアパートの人とも言葉を交わすようになり、昔の友人とも会うようになり、マンガの仕事も増えた矢先、アパート立ち退き問題が持ち上がる。
そして父が・・・・。
絵に描いたような、幸せとはいいがたい生活の中で、片岡は楽しみを見つけ生きていきます。
現代の世相にも似たように描かれている2002から2006年までの片岡の生活。
それでも片岡、東京でなんとか生きています。
ドコモ代々木ビルと田無タワーとは、見に行きたいと思います。
2010年7月17日(土)より 順次全国ロードショー!!
<映画公式サイト>
「おのぼり物語」(竹書房・カラスヤサトシ・全1巻)
2002年29歳目前の秋、大阪。築40年文化アパートに住む片岡は、突然上京することを思いつく。強い決心も無く上京する彼の職業は、漫画家志望、無職。
7月4大都市で公開の映画化作品です。
上京し、アパートを探し、一人暮らしをはじめ、少しのマンガの原稿料と今までのたくわえで生活する東京暮らし。
上京当初の新宿、神田川、原宿、秋葉原などから片岡が受ける印象は、たまに訪問する東京の印象ではなく、そこで暮し始めた人間が感じるおもしろい表現のものになっています。
漫画家の仕事もさほど入らず、定職には就かず、人と接する時間が減少した状態の人間の異常さも表現されています。
しかし、作者は4コマギャグと称していますので、グロくもなく、ほのぼのとしていますが、いまいち笑えません。
ほんとにギャグマンガかと、ギャグセンス欠乏症になっていないかと突っ込みたくなります。
一人暮らしを始めた頃の自分と比べると、29歳の一人暮らし、しかも東京(といってもアパートは西東京市です)、きつい暮らしが描かれています。
お金が無い、定職は無い、それでもマンガを描き続ける。
同じアパートの人とも言葉を交わすようになり、昔の友人とも会うようになり、マンガの仕事も増えた矢先、アパート立ち退き問題が持ち上がる。
そして父が・・・・。
絵に描いたような、幸せとはいいがたい生活の中で、片岡は楽しみを見つけ生きていきます。
現代の世相にも似たように描かれている2002から2006年までの片岡の生活。
それでも片岡、東京でなんとか生きています。
ドコモ代々木ビルと田無タワーとは、見に行きたいと思います。
〈 written by ひかりん 〉 |
2010年7月17日(土)より 順次全国ロードショー!!
<映画公式サイト>