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おじさんのみかた(31)

火曜日はひかりんさんの日です!!

「御石神落とし」(白泉社・増田剛・全8巻)

大学の民俗研究室で学ぶ、普通の大学生・神成豪は性神の調査である地方の祭りに参加する。そこで「御石神(みしゃくじ)」と呼ばれる性神に取り憑かれ、さまざまなな時代の性風習を実体験することになる。

みしゃくじと読むんですね。
日本の古来からの性風習を実体験していきます。

古来日本はおおらかな性、オープンな性を楽しんでいた民族でした。

日本の性は、祭りや夜這いや、一人前として認められた証としての表現行動でした。
現代では複数の人との交渉を非難されますが、未婚既婚を問わず、自由な性行動が一定の規律のもと許されていました。

研究室の教授が、概念的には西洋に存在する女性は3種、処女・既婚者・未亡人と発言します。
この概念が近代の日本の性に大きな影響を与えています。

西洋に追いつけの国策により、おおらかな性、混浴が禁止され、ひいては現代の性意識につながっていることは、国策とはなんと影響力が大きいことに驚きです。

西洋の考え方には、性は男がするもので、価値があるものとして金銭や栄誉の対象にもなっています。
援助交際がこんなに広がっているのは、この西洋の影響であるようです。
古来日本は違っていました。

御石神を落とす(取り憑きを解く)ために、御石神に引き寄せられ豪はさまざまな時代の女性と交渉を持ちます。
御石神のパワーは強烈で、女性を惹きつけ、股間の能力も抜群です。

性描写も多く出てきますが、史実にもとづき性風習を描いているので、こんなだったのかという感想を持ちます。
日本各地に性神を奉っています。
これは五穀豊穣の願いが原点にあります。

男女が性を特別視せず楽しんでいた日本の性意識。
これに戻ったら良いのにと感じます。
〈 written by ひかりん 〉

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